竹細工のなかでも、福岡県八女市の特産品として知られる
「八女竹細工」があります。
良質の竹産地である八女地方では、竹細工が盛んであり、
高められていった伝統工芸です。
特産の真竹を竹ひごにし、編むのですが、その編み方は120種類を超えるそうです。
下のサイトでは、歴史ある八女竹細工の
底編みからのカゴつくりの工程が載せられていましたので紹介します。
文章と横に各工程の写真があり、解説してくれています。
ご参考までに。
(1)八女竹細工の工程 カゴ
http://www.yame-kougeikan.jp/yame_teshigoto/takezaiku_koutei3sokoami.html
(2)八女竹細工の工程 縁(ふち)の補強
http://www.yame-kougeikan.jp/yame_teshigoto/takezaiku_koutei4atefuti.html
歴史についても書かれており、興味深いです。
八女竹細工は、国内では福岡県八女地方のみが育成している
カシロ竹という希少な竹があるそうです。
江戸時代・久留米藩においては「国産品」として
藩外に輸出されるほど、出来が良かったとのことです。
良質な竹、また、その竹を育てる力、
守る土壌、と歴史ある熟練された技は、今でもその価値は
低いものではありません。日本人としてこういう伝統が残っていることが喜ばしいですね。
納得の高級品です。
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2022/04/12
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